一般財団法人 九州電気保安協会

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季節

2018.11.06

使う前にチェック!暖房器具の準備のポイント

立冬を迎える11月は、いよいよ本格的な寒さがやってくる時期。しまっていた暖房器具をそろそろ準備しようかな、と考えている人もいますよね。
ところが長く使われていなかった家電製品は、何らかの不具合が発生している場合があります。点検せずに使うと、思わぬ事故が起こることも…!暖房器具を使い始める前の点検ポイントなどを紹介します。

■事前に点検しよう
暖房器具を使い始める前に、まず点検を行いましょう。きちんと動くか、どこかに不具合がないか必ずチェックしてください。下記チェックリストを参考にしてくださいね。

<点検チェックリスト>
□ 電源コード・プラグなどに傷、変形、ひび割れ、断線、破損はないか
□ ファンヒーターのファンが回らない、回転が遅い、不規則などの異常はないか
□ 焦げ臭いなどの異臭、異音、振動、煙、モーターが熱いなどの異常はないか
□ 石油ファンヒーター、ストーブ本体に油漏れ、油たまり、油じみはないか
□ コントローラーやリモコンに不具合がないか、温度調節ができるか
□ エアコン、ヒーターなどのフィルターや温風吹き出し口にホコリがたまっていないか
□ ペレットストーブ、薪ストーブの排気管や煙突などにスス・ごみはたまっていないか

暖房器具を試運転してみて異常がある場合は、修理や買い替えを検討しましょう。リモコンに不具合がある場合、それだけを買い替えれば解決することも。ただし、新しいリモコンで本体が動かない場合は、本体が壊れている可能性もあります。

石油ファンヒーターやストーブに油漏れなどがある場合は、ただちに使用をやめてください。使い残しの古い灯油を使うと、変質して不完全燃焼などを起こすこともあるので避けましょう。

きれいにしてからしまっていたとしても、長期保管中にホコリがつくこともあります。ホコリなどから発火する場合もあるので、暖房器具の使用前には必ず清掃を心がけてください。また薪ストーブなどでは、煙突にススやごみなどがたまっていると煙が外に排出されにくくなります。引火して火災が発生する恐れもあるので注意しましょう。

■使用上の注意点をおさらい
今シーズンの使用前に、暖房器具を使うときの注意点をチェック!正しく使用して、思わぬ事故が起きないように注意しましょう。

<主な使用上の注意点>
●暖房器具の近くに洗濯物を干さない
→ストーブなどの上に洗濯物が落ちて、火災が発生しないように注意しましょう

●壁やカーテンから離して設置する、雑誌や新聞などの燃えやすいものを近くに置かない
→暖房器具にふれていなくても、輻射熱によって発火することもあります

●温風のあたる場所などにスプレー缶やカセットボンベを置かない
→スプレー缶内の圧力が上がって爆発することがあります

●外出時や就寝前など、使わないときはコンセントを抜く
→思わぬ火災が発生しないように、電源は元から切りましょう

●石油ストーブ、ガスストーブを使う場合は換気を行う
→不完全燃焼による一酸化炭素中毒を防ぐために、こまめに換気しましょう

●乾燥が気になるときは加湿器を使用
→部屋の中が乾燥すると、風邪やインフルエンザにかかりやすくなるので適度に加湿しましょう

■暖房器具の使い分け・組み合わせ
暖房器具は、部屋や場所に合わせて使い分けることが大切です。暖房器具をうまく組み合わせると、効率的に温度調整ができます。

<リビング>
・部屋全体はエアコン + 足元には床暖房、こたつ、ホットカーペットなどを使用。

<寝室>
・部屋全体はエアコン + ふとん内は電気毛布などを使用。

<お風呂>
・脱衣所ではファンヒーター、セラミックファンヒーター(電気ファンヒーター)などを使用。
・浴室は、入浴前に浴室暖房乾燥機などで温める。

<洗面、トイレ>
・すぐに暖かくなるカーボンヒーターやハロゲンヒーター、コンパクトな電気ファンヒーター、パネルヒーターなどがおすすめ。

暖房器具の点検は、寒さが本格化する前に行うのが鉄則。暖房器具以外の寒さ対策も組み合わせればさらに暖かさがUPします。準備万端で冬を迎えましょう!

※写真はイメージです。