一般財団法人 九州電気保安協会

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暮らし

2018.11.08

九州産ワインの魅力とワイナリー

日本で栽培されたぶどうを使って日本国内でつくる日本ワインが人気です。
国産ワインといえば、ぶどうの一大産地である山梨などが思い浮かびますが、実はここ九州でもおいしいワインがつくられていることをご存知ですか?貴重な九州産ワインの魅力と九州にあるワイナリーを紹介します。


■日本ワイン・九州ワインの魅力
国内のぶどうの産地トップ3は、山梨県、長野県、山形県。この3県は、国産ワインの三大生産地としても知られています。日本ワインの発祥地である山梨県を代表するのは、「甲州」という品種を使用したワイン。甲州ワインは様々な国際コンクールでの受賞歴も多く、世界が注目するワインのひとつです。長野県では、長野産ワインを「NAGANO WINE」とブランド化して世界に展開。山形県では赤・白ワインのほか、山形産のフルーツを使用したフルーツワインなども人気です。
一方、九州産ワインは、生産量が少ないのでとても希少。味わいは土壌の特徴から、飲みごたえのあるボディよりも、華やかで穏やかなアロマに個性が出やすいようです。

■九州の気候はワインに合う?
ぶどうづくりに適した気候には、日照時間が長く、雨が少なく、昼夜の寒暖差が大きいなどの条件があります。九州は、温暖な気候とキレイな水に恵まれていて、阿蘇などの高地であれば寒暖差もクリアできますが、高温多雨で高湿度であることがネックです。台風も多く、その都度対策をとる必要がありますよね。
またぶどうの土壌に必要なカルシウムやマグネシウムなどのミネラルも少ないのも弱点。それでも、土壌に合うぶどうを育てられれば、九州らしい個性のあるワインをつくれるのです。新しい技術を採用し、風土や土壌に合わせて様々な試行錯誤を繰り返すことで、コンクールでも評価されるほどの良質なワインが生まれています。

■ワイナリーの楽しみ方
九州産ワインを知るなら、ワイナリーを訪れるのがいちばん。ワイナリーで楽しめることをいくつかご紹介しましょう。

1、試飲で好みのワインを見つける
試飲のできるワイナリーでは、ワインの味の違いを少しずつ楽しむことができます。それぞれの銘柄についての説明を受けられるので、お気に入りのワインを見つけやすいのもメリット。気に入ったワインを即購入できるのもポイントです。

2、ワインの醸造工程を知る
ワイナリーの大きな楽しみのひとつは、ワインができるまでの工程を見学できること。収穫したぶどうからどのような流れを経てワインがつくられるのかを知れば、ワインにもっと親しみと愛着がわくはずです。

3、併設レストランで食事
アメリカでは、食事のできる列車(ワイントレイン)に乗ってワイナリーを楽しむツアーが人気です。ワインにはおいしい料理がピッタリ。ワイナリー併設のレストランにはワインに合う最高の食事が揃っています。豊かなぶどう畑を一望できるレストランも。ぜひ利用して優雅なひとときを過ごしてみては。

4、オリジナルワインをつくる
九州のワイナリーのなかには、オリジナルワインをつくれるワイナリーもあります。記念日に自分だけの限定ボトルを開ける楽しみはひとしお。プレゼントにも良さそうです。

5、ぶどう以外のワインもチェック
ぶどう以外の果物でつくるフルーツワインにも注目を。そのフルーツ独特の味を楽しめるので、話題性もバッチリ。新しいワインの味を見つけたいという人にもおすすめです。

■九州の主なワイナリーと栽培ぶどう
九州にある主なワイナリーと、ワインに使用しているぶどうの品種を紹介します。

<福岡>
●巨峰ワイナリー
森の中に佇むワイナリーの敷地には、醸造所などのほかレストランもあります。製造途中のワインを特別に試飲できるのもこのワイナリーのポイント。予約すればオリジナルワインづくりもできます。
→巨峰、フルーツワインなど

●安心院葡萄酒工房
霧深い盆地にある杜の中のワイナリー。園内には醸造所やぶどう畑、試飲しながら買い物ができるショップ、カフェなどが点在しています。
→シャルドネ、メルローなど

<大分>
●久住ワイナリー
標高850mの高原にあるワイナリーで、少量生産ながら赤・白・ロゼ・スパークリングなど幅広く生産。併設のレストランでは地の食材を利用した料理を楽しめます。
→ピノ・ノワール、シャルドネなど

●由布院ワイナリー
温泉地で有名な湯布院町にあるワイナリー。ワインの製造工程のうち、果実の破砕、搾り、攪拌をすべて手作業で行っているのが特徴です。数量限定の希少なオリジナルワインもあります。
→サンジョベーゼなど

<長崎>
●五島ワイナリー
長崎初のワイナリー。世界遺産でも注目されている五島列島にあります。現時点では見学はできませんが、ワインはオンラインショップなどで購入できます。
→マスカット・ベリーA、ナイアガラ、キャンベル・アーリーなど

<熊本>
●熊本ワイン
熊本市内にあるワイナリー。ガラス越しにワインづくりの見学、ワイナリーショップでの試飲、買い物などができます。ぶどうは山鹿市菊鹿町で契約栽培しています。
→巨峰、マスカット・ベリーA、キャンベル・アーリー、デラウェア

<宮崎>
●五ヶ瀬ワイナリー
標高600mの五ヶ瀬町にあるワイナリー。地元の栽培農家で収穫されたぶどうを使用してワインをつくっています。レストランも併設。
→シャルドネ、ナイアガラ、キャンベル・アーリー、デラウェア、メルローなど

●都農ワイン
宮崎県中部の都農町にあるワイナリー。地元産のぶどうのみでつくるワインで、ワインの里を目指しています。醸造施設やぶどう畑を巡る無料ツアーや、醸造家が案内する有料のツアーを利用できます。
→シャルドネ、ソービニヨン・ブラン、赤ワイン用シラー、ピノ・ノワール、マスカット・ベリーA、テンプラニーリョ、メルローなど

●雲海葡萄酒醸造所(綾ワイナリー)
雲海酒造が運営する南九州初の本格的な観光ワイナリー。ワインは綾町産のブラックオリンピアをはじめ国産ぶどうを使用してつくっています。工場見学ではガラス越しにビン詰めなどの製造工程を見学できます。
→ブラックオリンピア、キャンベル・アーリー、デラウェアなど

●都城ワイナリー
霧島山麓のふもとにある、九州最南端のワイナリー。ワインのコンセプトは「神話伝説」で、神様の名前を冠した銘柄が特徴です。予約すれば工場見学もできます。
→シャルドネ、マスカット・ベリーA、ソービニヨン・ブラン、カベルネ・ソービニヨン、デラウェアなど

ボジョレー・ヌーヴォーも解禁される11月。
今年は九州産ワインも一緒に楽しんでみてはいかがでしょう?

※写真はイメージです。