一般財団法人 九州電気保安協会

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暮らし

2019.01.08

違いを楽しみたい!九州各地の美味しいお酒

めでたいお正月を盛り上げるお酒。
お屠蘇に飲むのは日本酒ですが、九州のご当地酒としては、焼酎の存在も忘れてはなりません。
今回は、九州各県の日本酒&焼酎の特徴などをご紹介します。
<福岡県>
福岡は知る人ぞ知る酒どころ。五代将軍・徳川綱吉の時代には600を超える酒蔵があったともいわれ、現在も多くの酒蔵が清酒造りに励んでいます。
県内でも有数の酒どころとして知られるのは久留米市・城島地区。現在は8つの酒蔵があり、毎年2月の新酒の時期には「城島酒蔵びらき」というイベントが開かれています。
福岡では「山田錦」を使った淡麗辛口な日本酒造りが盛んですが、芳醇な甘口のお酒もあるそう。また本格焼酎も人気で、麦、酒粕、胡麻など種類も豊富にあります。

<佐賀県>
佐賀では、佐賀県産の純米酒・本格焼酎の品質等を守るために、「The SAGA認定酒」制度や条例を設けて厳しく管理しています。
認定の条件は、佐賀県産原料100%であること、佐賀県内の蔵元で製造されていること、味や香りの審査に合格していることの3つ。これによって消費者は、厳しい条件をクリアした“おいしくて安心できるお酒”を楽しむことができます。
佐賀の日本酒は比較的甘口が主流なようです。焼酎は芋・麦のほか、神埼市の特産品である珍しい「和菱(わびし)」の実を原料にしたものもあり、個性的な味を楽しめます。

<大分県>
「大分麦焼酎」の名で知られているように、大分では焼酎造りが盛ん。このブランドを名乗れるのは、原料が麦・麦麹100%で、大分県内で製造される麦焼酎に限定されています。
クセがなくスッキリ飲みやすい本格麦焼酎は、一大ブームの波に乗って全国的にも人気に。根強いファンが多く、ロングセラーを誇るブランド焼酎もいくつかあります。
一方、大分県では日本酒造りも盛ん。淡麗甘口な味わいが主流で、吟醸酒も増えています。

<熊本県>
阿蘇の湧水に恵まれた熊本は、日本酒も焼酎もおいしいと評判です。日本酒は淡麗辛口から芳醇な香りの甘口まで揃っています。
それを実現するのは、「熊本酵母」。酸味が穏やかで華やかな香りを放つ「熊本酵母」は、吟醸酒造りに最適な酵母として日本醸造協会の「きょうかい9号酵母」として採用されており、九州以外の酒蔵でも広く使用されています。
オリジナル酒米「華錦」による酒造りも始まっていて、熊本産の清酒への期待が高まっています。
焼酎は人吉地区の「球磨焼酎」に代表されるように米焼酎が主流。高レベルの本格米焼酎を楽しめますよ。

<長崎県>
麦焼酎といえば大分ですが、麦焼酎の発祥の地といえば壱岐。焼酎は、大陸から対馬、壱岐を通じて九州北部に伝わったといわれています。
「壱岐焼酎」は、大麦と米を3対2の比率で仕込んだ焼酎で、米麹を使用。大分のスッキリした麦焼酎と比べて、米の甘みを感じる濃厚で飲みごたえのある味わいに特徴があります。
また、かめ貯蔵で熟成されたものが多いのも特徴のひとつ。そんな長崎でも清酒が作られており、佐世保や平戸などでは淡麗甘口の日本酒を造る蔵もあります。

<宮崎県>
宮崎は「そば焼酎」発祥の地。1973年に五ヶ瀬地方の特産品のそばを原料に、県内の酒造メーカーがそば焼酎を造ったのが始まりといわれています。そんな宮崎は、複数回「本格焼酎生成数量1位」に輝くほど本格焼酎造りが盛ん。
そばのほかにも、麦や芋、米、栗、ピーマン、生姜、にんにくなどバラエティに富んだ本格焼酎も造られていて、個性豊かな焼酎の味わいを楽しめます。
これに対して日本酒の蔵は2蔵のみ。宮崎県産の日本酒はレアといえるかもしれませんね。

<鹿児島県>
鹿児島は芋焼酎文化の本場。代表銘柄は「薩摩焼酎」で、ブランドとして世界的にも認められています。
薩摩焼酎を名乗るには大きく2つの条件が必要で、「鹿児島県産のサツマイモと水、米麹または芋麹を原料に使用すること」、「鹿児島県内で造り、単式蒸留器で蒸留すること」が求められます。
飲み方にも特徴があり、薩摩焼酎は黒ヂョカとお猪口で飲むのが伝統的な楽しみ方です。
同じ鹿児島でも奄美群島では黒糖焼酎造りが盛ん。サトウキビと米麹で造る黒糖焼酎は希少性の高いお酒として人気があります。
このように鹿児島も焼酎文化が主流で、日本酒の蔵は1つだけしかありません。

九州には、今すぐ味わいたくなるような優れた日本酒・焼酎がたくさん!
新年に各県のお酒を飲み比べてみてはいかがでしょう?

※写真はイメージです。